みなさんご存知だと思いますが、祝日が月曜日に
移動する制度の事をハッピーマンデー制度と言いますが、
適用範囲や趣旨・効果はどうなっているのでしょうか？
早速、ハッピーマンデー制度の疑問を調べてみました。
①ハッピーマンデーはどういった趣旨で制定されたの？
(歴史・適用範囲)
ハッピーマンデー制度は、月曜日を休日にする事で
「お金のかからない景気対策をしよう」・
「土曜日・日曜日と合わせて3連休で余暇を楽しんでもらおう」
といった趣旨で1998年(平成10年)に
成人の日(1月15日⇒1月第2月曜日)へ
体育の日(10月10日⇒10月第2月曜日)へ
2001年(平成13年)に
海の日(7月20日⇒7月第3月曜日)へ
敬老の日(9月15日⇒9月第3月曜日)へ
祝日の日を変更しました。
調べてみると、ハッピーマンデー制度が適用される祝日は
たったの4日間で以外と少ない事にビックリしました。
②ハッピーマンデー制度って本当に効果あったの？
(メリット・デメリット)
観光業界では連休が増える事で観光客が増える事で
売上が伸び良かったのですが、飲食店やタクシー業界等、
休日前がかきいれ時となる業種では景気が悪くなるといった
意見も上がっています。また、歴史的に意味のある日付を
移動させてしまう事で日本の歴史を軽視しているという懸念や
公共サービスが3日間も休みになってしまう事への不満が
あがっているのが現状です。
このように景気対策の効果がそこまで現れていない事や
国民が祝日の趣旨を理解できていない事から
ハッピーマンデー制度廃止を求める声も国会内で高まっているのが現状です。
皆さん、日本の祝日の歴史や年間行事の歴史
を学ぶと日本の歴史がよくわかりますので、ぜひ、勉強してみて下さいね！！ |
