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クリスマスの語源・名前の由来は?

私達は毎年、12月24日(クリスマスイブ)、12月25日(クリスマス)を

カップルや家族で祝ったりしますが、クリスマスの名前の由来や歴史は

どうなっているのでしょうか?


クリスマスの語源・名前の由来について

日本語の「クリスマス」は、英語の「Christmas」に由来し、

その語源は「キリストのミサ」を意味する「Christ's Mass」にあります。

では、ミサとは一体何を指しているのでしょうか?

※ミサとは・・・カトリック教会(ローマ教皇を中心とし、

全世界に12億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派)において、

パンとぶどう酒を聖別して聖体の秘跡が行われる典礼(祭儀)を言います。

また、ミサは、「イエス・キリストの死と復活を記念し、

その復活の恵みに与る、喜びに満ちた感謝の祭儀」

と言われています。 このミサの典礼(祭儀)は、キリストは最後の晩餐の席で

パンを取り、「これはわたしの体である」と言い、

またぶどう酒について「これはわたしの血」と言った事から生まれました。

※聖別とは・・・礼拝で使用する器具・パン・ぶどう酒などを聖なるものとして、

他の被造物と別のものとすることを言います。

※聖体とは・・・聖別したパン・ぶどう酒をキリストの体の実体として見る事を言います。

※秘跡とは・・・イエス・キリストによって制定され、教会にゆだねられた、

神の恵みを実際にもたらす感覚的しるしの事を言います。

※多くの教会では毎日、ミサが行われています。
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